プロジェクト概要

私たちが子供の頃から、
お地蔵さんはいつでも、私たちを見守ってくれた。

晴れの日も、雨の日も、嬉しいときも、悲しいときも。
そんなあたたかな存在を形にして、いま、被災地に届けたい。

「お地蔵さん」プロジェクトとは

おとなでも子どもでも、ふと手を合わせたくなる“いやしびと”
いつでもそばにいて優しいまなざしを向けてくださるお地蔵さんを、
被災された各市町村(約50ヶ所)に建立します。

東日本大震災の発災から、早くも5年の年月が過ぎました。
発災当初の避難所での生活から、仮設住宅の整備、
また復興住宅の建設と、復興へのプロセスは少しずつ進み始めています。

しかし、物質的な復興が進む一方で、被災された方がたの
「こころの復興」は、決して進んでいるとは言えません。
大切な家族との別れ、住み慣れた故郷との別れ、
また生活を共にした親しい方がたとの別れ。

死に別れた家族が生きて帰ってくることは決してなく、
心に空いた穴は埋まることのないまま残されています。
そして立ち直りの道のりには、
新たな別れや困難な決断が数多く立ち塞がっています。

人間の力ではどうすることも出来ない大災害に会い、
自分だけではどうすることも出来ない苦しみや悲しみ、
後悔や絶望の思いを抱えるとき、
人間には人智を超えた存在、強さも弱さも受け止めて優しく見守り、
こころを照らしてくれる存在が必要です。そしてそれこそが、

日本人にとっての「お地蔵さん」なのです。

今、私たちが出来ること。
それは今だからこそ被災された方がたのこころに寄り添い、
支えることなのだと思います。
「苦しんでいる人、悲しんでいる人を放っておけない」
そんな、誰しもが持っているお地蔵さんのこころが、
このプロジェクトの原動力になっています。

「忘れていないよ」「心配しているよ」「気持ちはいつも一緒だよ」
こうした想いを形にして「お地蔵さん」に託し、お届けすることが、私たちの目標です。

建立されたお地蔵さんはこの先、数十年、数百年と時をこえて人びとのこころを支え、
この震災と人々の営みを伝え続けてくれることでしょう。

・亡くなった方々の「いのち」を、忘れないために。
・被災地で懸命に生きる方々の、勇気と頑張りを忘れないために。
・賛同し、関わってくれた人びとの思いや願いを忘れないために。


私たちは「お地蔵さんプロジェクト」を進めてまいります。

 

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